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免許証更新

免許証の更新に行ってきた。その中で講師による安全運転講習があった。

安全講習の講師は現役を退いた定年間際の方のゆるい仕事だと思っていた。
ぼんやり話を聞いているとそう思うかもしれない。

しかし、そんな事はない。今まで警察官として数々の修羅場をくぐってきたのが垣間見れた。

講師が言葉をすごく選んでいる事に気づいた。

例えば徐行のスピードの説明。
「私達の頃は7-8キロと言われてましたが今は、10キロ以下と言われてます。」
「昔と比べてスピードが上がったのは、車の性能が上がったというのも一つ。」
「これはあくまで自分が思っている事ですが」←この部分

「警察がこんな事言ってた」とか言いがかりをつけられても対応できる感じだ。それ、すごい。

何が言いたいのかと言うと、
公式なコメントには要注意、という事だ。
私的なコメントであれば、私的な見解という事である程度の粗相は流されるが、公式な場だとそうはいかない。

たかだか、講習、されど講習。
あくまで公的機関での公式な講習である、という自覚を持たれて話しているのが印象的でした。

仕事に置き換えて、セミナーとか社内外でのプレゼンなど、発表する場が色々とあるけれど、自分がどういった立場で、どのような事を伝えなければいけないのか。

動画全盛で記録に残りやすい時代だ。
細かいけどこういった事に注意していきたい。

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